教育方針と特色
~「くるみ」の園名と園章の由来~
水道橋くるみ幼稚園はこのようにして生まれました。
中津川の上流、民家まばらの地に古くから桜の名所として知られていた薬師神社が建っていました。
定年退職して一仕事を終えた夫婦が、偶然訪れた河畔には、たくさんのくるみの木が繁っていました。この美しい景色に魅せられた二人は、あわただしく過ごしてきた人生を振り返り、この土地で残る最後の仕事としてこれからの時代を担う子ども達をじっくり育てたいと思いました。そして生まれたのがこの幼稚園でした。
定年退職して一仕事を終えた夫婦が、偶然訪れた河畔には、たくさんのくるみの木が繁っていました。この美しい景色に魅せられた二人は、あわただしく過ごしてきた人生を振り返り、この土地で残る最後の仕事としてこれからの時代を担う子ども達をじっくり育てたいと思いました。そして生まれたのがこの幼稚園でした。
「くるみ」は十分な水分と豊かな栄養がそろったとき初めて固い殻を割り、発芽し、やがて愛らしい薄緑の二つの葉を出し豊かな縁を繁らせます。この姿は、あたかも母親の胎内で出生を待つ嬰児の姿にも似ています。園章は、その堅い殻、二つの葉、そこに抱かれたおさなご姿を表しています。そして多くの人々の溢れる愛情の中にすくすくと成長し、大空に羽ばたく「くるみの子」に育って欲しいと願いました。
このようにして、くるみ幼稚園は産声を上げたのでした。
くるみの四季
心身ともに 伸び伸びと育つことを願って
創立を記念して植えられた桜の木が満開になる頃、中津川は雪解けの水を満々とたたえて流れていきます。
やがて幼稚園の周りの木々が新縁に輝き、裏のたんぽぽ畑も黄色一面となる色鮮やかな季節の到来です。
やがて幼稚園の周りの木々が新縁に輝き、裏のたんぽぽ畑も黄色一面となる色鮮やかな季節の到来です。
ギラギラとした太陽が照り付ける季節、園庭にはプールが登場し、水しぶきが空を舞います。
裏のお楽師さん(楽師神社)の大木や川原に鬼やんまが飛び始めると、網を片手にとんぼ追い、天気のいい日
は中津川を遡ってくる鮭を見にお散歩に出かけます。
川原に冷たい風が渡りはじめ、雪がちらちら降ってくると、雪まみれになって遊びに興じる子ども達。
くるみ幼稚園は自然のふところ深くつつまれています。
川原に冷たい風が渡りはじめ、雪がちらちら降ってくると、雪まみれになって遊びに興じる子ども達。
くるみ幼稚園は自然のふところ深くつつまれています。
くるみの特色
自園調理の完全給食
昭和41年の創立とともに始めた自園調理による完全給食。矢巾町にあるくるみ農園から収穫されたさつま芋なども取りいれたメニューは子どもたちに大人気です。
栄養士の指導のもと、少食、偏食の子にも心をかけて食育を行っています。
複数担任制
2歳児から4歳児までは、常に2名以上の保育教諭を配置しています。クラスの人数や様子によっては5歳児でも複数担任となる場合もあります。
異年齢保育
異年齢の友だちとの生活の中から自然に思いやり、いたわりなどのより良い人間関係を築くことを願っています。『混合』クラスの活動はそれぞれの年齢に合わせていますが、年齢の差からはっきりと発達に違いがあり、同年齢の友だちだけとは違った触れ合いが生まれ、人間関係が豊かになります。その良さを『単独』クラスの子でも経験できるよう、異年齢の子と触れ合える機会をつくっています。
SI知育あそび
子育て支援(未就園児保育 お遊び会)
入園前のお子さんとお家の方が一緒に保育に参加し、ゆっくり集団生活に慣れていただく場となっております。
詳しくは未就園児保育(お遊び会)のページをご覧ください。
延長保育(カニコース)
家庭的な雰囲気の中でお預かりできるように午睡、手作りおやつ、自由遊びの保育内容を考えています。
安心して過ごしている様子が子どもたちの笑顔からも伝わってきます。
夕方にも専用のお送りバスを運行しています。
くるみの広場
言葉の発達がおそいかな?落ち着きがないかも…などご心配のあるお子さんのために、専門の発達相談員の方の指導を受けています。入園前の子育て相談もできます。